大学からのお知らせ

涼を愉しむ~かき氷大会~

1年を24等分にした「二十四節気」では、7月の後半は大暑にあたります。暑さの極みの日々ということです。日本かき氷協会は7月25日を「かき氷の日」と指定されています。由来はかき氷の別名の「夏氷」からきています。「7な+2つ+5ごおり」ですね。
本学でも7月25日は「かき氷大会」です。七夕の流し素麺の設備同様、かき氷を作る機械もなぜか存在します。今日の大会は学長並びに両学科教員からのプレゼンツ!
食べ方も色々です。以前、関東ではシロップを先に器にいれて綺麗な氷の山を温存する方法が主流だったとか。ただ、現在では全国的に氷の山頂からシロップをかける方が人気みたいです。
今日のシロップはイチゴ、カルピス、レモン、練乳・・・
気の合う仲間と大好きな食べ方をして、暑い夏を乗り切りましょう!
因みに、かき氷の歴史は古く、「枕草子」では特に上品なものとして紹介されています。
「削り氷に甘葛(あまずら)入れて新しき鋺(かなまり)に入れたる」
氷を削って甘葛という甘味料をかけて、新しい金属製の器にいれたものと表現されています。平安時代は夏の氷は貴重なもの。冬に出来た氷を氷室という山奥の涼しい空間で大切に保存する訳です。その苦労があって、高級スイーツとして1000年以上も前から存在したのですね。清少納言さんの涼感に満ちた笑顔が想像できます。

教員チームもかき氷効果で元気一杯です(^^)/